
ユーザー車検でよく出る疑問に、短い答えを先に書きました。くわしい手順や数字の出どころは、答えの終わりにあるページで確かめられます。金額は令和8年(2026年)4月1日の手数料改定後の額です。
受ける前の疑問
- ユーザー車検とは何ですか
- 車を使う人が自分で運輸支局などの検査場に車を持ち込み、検査を受ける方法です。点検と整備は、検査の前か後に自分の責任で行います。予約から合格までの順番はユーザー車検のやり方にあります。
- 車検はいつから受けられますか
- 満了日の2か月前からです。この2か月のあいだに受ければ、次の有効期間は元の満了日の翌日から数えるので、早く受けても期間が短くなりません。数え方は車検はいつから受けられる?で説明しています。
- 予約は必要ですか
- 必要です。予約なしでは受けられません。車を持ち込む検査は、インターネットの予約システムで日時を取ります。運輸支局の検査は予約する日を含めて14開庁日先まで、軽自動車は今日を含めて14業務日先まで取れます。操作は予約方法を見てください。
- 土曜や日曜に受けられますか
- 受けられません。平日だけです。土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)は予約ができず、軽自動車検査協会も休みです。
- どこの検査場でも受けられますか
- 継続検査(ふつうの車検)は、全国どこの運輸支局などでも受けられます。軽自動車も、軽自動車検査協会のすべての事務所と支所で受けられます。近くが混んでいれば、となりの検査場を予約できます。
書類と費用の疑問
- 必要な書類は何ですか
- 車検証、自賠責保険の証明書、納税証明書、点検整備記録簿を用意し、継続検査申請書、自動車検査票、自動車重量税納付書は当日に窓口で受け取れます。一覧は必要書類チェックリストにあります。
- 費用はいくらかかりますか
- 必ずかかるのは3つ。検査手数料、自動車重量税、自賠責保険料です。持ち込みの検査手数料は、普通車2,600円、小型車2,500円、軽自動車2,500円、バイク2,100円。重量税は車の重さと年数で変わります。内訳はユーザー車検の費用で、合計は車検の法定費用計算ツールで出せます。
- 点検整備記録簿がないと受けられませんか
- 検査では、直近の定期点検の結果を書いた記録簿を見せるよう求められます。軽自動車では、見せなかったことが車検証の備考欄に記録されます。点検を検査のあとにする進め方もあり、その扱いはユーザー車検と点検整備記録簿で説明しています。どちらの場合も、定期点検をする義務はなくなりません。
- 点検と整備だけ店に頼めますか
- 頼めます。24か月点検や、不合格だった箇所の修理だけを整備工場に頼み、検査は自分で受けられます。頼み方と店の探し方は点検と整備だけ整備工場に頼むにまとめました。
当日の疑問
- 当日はどのくらい時間がかかりますか
- コースの中は約10〜15分です。ただし、書類の作成、受付、順番待ちの時間は別で、こちらは検査場の混み具合や受ける時間帯によって大きく変わるため、当日はあとの予定を詰めずに、時間に余裕を見ておくと慌てずに済みます。コースの順番は検査ラインの流れと検査項目で確かめられます。
- 不合格になったらどうなりますか
- その日の審査時間内なら、直した箇所だけを2回まで受け直せます(初回を含めて3回まで)。当日に直せないときは、有効15日の限定自動車検査証を受けて後日受けます。手順は不合格だったときにあります。期限が過ぎて予約を取り直すときの操作は予約システムの使い方で確かめられます。
- 車検が切れた車でも受けられますか
- 受けられます。ただし、車検が切れた車は公道を走れません。車を運ぶ専用の車に載せるか、市区町村などで仮ナンバーを受けてから検査場へ向かいます。
軽自動車、バイク、合格後の疑問
- 軽自動車は普通車と何が違いますか
- 受ける場所が軽自動車検査協会になり、予約のシステムと申請書の様式が別になります。検査手数料は2,500円です。違いは軽自動車のユーザー車検にまとめました。
- バイクにも車検はありますか
- あります。対象は排気量が250ccを超えるバイクです。運輸支局の二輪用コースで受け、検査手数料は2,100円です。バイクのユーザー車検を見てください。
- 合格したあとにすることはありますか
- 窓口に書類を出して、新しい車検証と検査標章(ステッカー)を受け取り、内容を確かめます。古いステッカーをはがして新しいものを貼ります。貼る位置は車検ステッカーの貼る位置と見方のとおりです。
- 車検に通れば、次の車検まで点検は要りませんか
- 要ります。車検は、その時点で基準に合っているかを見るだけです。次の車検までの安全は保証されません。日常点検と1年ごとの定期点検は、車を使う人の義務として道路運送車両法に定められています。
出典
- 自動車技術総合機構「継続検査の方法」(ユーザー車検、認証整備工場、指定整備工場)
- 自動車技術総合機構「継続検査の流れ」
- 自動車技術総合機構「初めての検査を受けられる方」(予約と当日の確認項目)
- 自動車技術総合機構「提出書類」
- 自動車技術総合機構「費用目安」
- 自動車技術総合機構「令和8年4月1日以降の自動車検査手続きに関する手数料一覧」
- 自動車技術総合機構「審査の実施」(検査コースの配置と検査項目、第1〜第6ブロック)
- 自動車技術総合機構「再入場(不適合の場合)」
- 自動車技術総合機構「自動車検査の種類」
- 軽自動車検査協会 よくあるご質問「検査関係」
- 軽自動車検査協会「継続検査(車検)」(必要書類と申請手数料)
- 道路運送車両法 第47条の2、第48条(e-Gov法令検索)
- 道路運送車両法施行規則 第44条(有効期間の起算日)、別表第一(e-Gov法令検索)
- 毎年の自動車税を排気量と年数から計算する自動車税の計算ツール
- 乗り換えも考えるなら、近くの中古車を距離で探すカージモ